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工法・技術

仮設工事

(かせつこうじ)

仮設工事とは

仮設工事とは、建物を壊す作業そのものではなく、工事を安全かつ円滑に進めるために一時的に設ける設備や工作物を、設置してから撤去するまでの一連の作業をいいます。足場、仮囲い、養生シート、仮設の電気や水道、仮設トイレ、重機や車両の乗り入れに使う敷鉄板などが含まれます。いずれも工事が終われば取り払われ、あとには残りません。それでも見積書では「仮設工事費」として独立した項目に立てられることが多く、金額もそれなりの割合を占めます。建物を壊す費用ではないため施主から見ると分かりにくい費目ですが、粉じんや騒音を抑え、通行人や隣家を守るための費用だと考えると位置づけがつかみやすくなります。どこまで仮設を組むかは、敷地の広さ、前面道路の幅、隣家との距離によって変わります。狭小地や住宅が密集した場所では足場と養生の手間が増え、その分だけ費用も上がります。仮設工事が一式計上だけで内訳のない見積書では、何をどこまで設けるのかを尋ねておくとよいでしょう。

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