現場の窓口
環境・安全

防音シート

(ぼうおんしーと)

防音シートとは

防音シートとは、解体工事の足場や仮囲いの外側に張って、現場から出る音や粉じんが周囲へ広がるのをやわらげるためのシートのことです。工事用の養生シートより厚く重い素材でできており、内側に吸音用のマットを重ねた防音パネルを使う現場もあります。製品には厚みや重さの目安を番手や等級で示した表記が使われますが、表示のしかたはメーカーごとに異なるため、数字の大小だけで性能を比べることはできません。注意したいのは、シートを張れば音が消えるわけではないという点です。すき間や地面との間から音は回り込みますし、重機の打撃音のような低い音ほど遮りにくいので、期待できるのは耳につく高い音をやわらげる程度だと考えておくのが現実的です。効果を上げるには、シートの重ね幅を確保する、足場との固定を細かくとる、地面近くまで垂らすといった張り方の丁寧さが効いてきます。一方でシートは風を受ける面にもなり、強風時に足場ごと倒れる事故も起きているため、風の強い日にあえて一部をまくる判断も安全上は必要です。近隣対策としては、シートの設置だけで済ませず、作業時間の周知やあいさつ回りと組み合わせることで、苦情につながりにくくなります。

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