電子マニフェストとは
電子マニフェストとは、産業廃棄物の受け渡しを紙の伝票ではなく、国が指定した情報処理センターの仕組みを使って電子的に記録するやり方です。排出した事業者が登録すると、運搬した業者と処分した業者がそれぞれ終了の報告を入力し、期限までに報告がなければ気づける形になっています。紙の場合に必要な、都道府県への年に一度の交付等状況報告が要らなくなり、伝票を五年間保管する手間も省けます。令和二年四月からは、前々年度に特別管理産業廃棄物を年間五十トン以上出した事業場について、この方式を使うことが義務づけられました。ただしポリ塩化ビフェニル廃棄物は、この義務の対象から外れています。住宅の解体で義務にあたることはまずありませんが、業者が電子で運用していれば、処理が終わったことを画面で早く確かめられます。契約の前に紙と電子のどちらで記録するのかを聞いておくとよいでしょう。