軽量鉄骨造とは
軽量鉄骨造とは、柱や梁に使う鋼材の厚みがおよそ六ミリ未満の、薄い鉄骨で組まれた構造のことです。工場で加工した部材を現場で組み立てるプレハブ住宅や、二階建てのアパート、小規模な店舗に多く使われています。厚みが六ミリ以上の重量鉄骨造にくらべて部材が軽く、柱の間隔を細かくとって筋かいやブレースで支える造りが一般的です。解体では、木造よりも切断や搬出に手間がかかる一方、鉄筋コンクリート造ほど大量のがれきは出ません。取り外した鋼材は金属くずとして買い取られることがあり、その分が処分費用の一部を相殺する場合もあります。外壁には窯業系のサイディングや軽量気泡コンクリート板が使われていることが多く、これらは石綿を含む可能性があるため事前調査が欠かせません。また、税務上の法定耐用年数は骨格材の厚みごとに区分が分かれているため、建物の評価や滅失登記の準備をするときは、図面や検査済証で厚みを確認しておくと話が早く進みます。