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工法・技術

盛土

(もりど)

盛土とは

盛土とは、地面に土を盛り上げて地盤を高くしたり、くぼ地を埋めて平らに整えたりする土工事のことです。反対に地盤を削り取る作業を切土といい、造成工事では両者を組み合わせて敷地を平坦にします。解体工事では、基礎や地下埋設物を撤去したあとにできた穴を埋め戻し、周囲の高さに合わせる場面で行われます。盛った土は自然に堆積した地盤と違ってやわらかく、そのままでは時間の経過とともに沈下したり、雨水を含んで崩れたりするおそれがあるため、一定の厚さごとに重機で締め固める転圧を繰り返しながら積み上げるのが基本です。傾斜地に盛土をする場合は、土が流れ出さないよう擁壁やのり面の保護、水を抜くための排水設備を設けます。また、盛土規制法で指定された区域の中では、一定の規模を超える盛土は工事の前に許可を受けなければならず、無許可の造成は施工業者だけでなく土地の所有者や発注者も責任を問われることがあります。宅地として使う土地では、盛土部分をどの程度締め固めたかが将来の建物の安定にも関わるため、どのような土をどう締め固めたのかを記録として残してもらうと安心です。

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