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建材・構造

布基礎

(ぬのきそ)

布基礎とは

布基礎とは、壁や柱の下に沿って帯状に鉄筋コンクリートを回し、その線で建物を支える基礎の形式です。断面が逆さのTの字に近い形をしており、上から見ると建物の間取りをなぞるように帯が走っています。底面全体をコンクリートの板で覆うベタ基礎に対し、コンクリートを使う範囲が限られる点が違いです。古い木造住宅では広く採用されてきた形式で、築年数の経った建物を解体するときによく出会います。解体では、コンクリートの体積が少ない分だけベタ基礎より取り壊しの手間が軽く、運び出す産業廃棄物の量も抑えられるのが一般的です。ただし帯が地中深くまで伸びていることがあり、掘り出す深さによっては手間が増えます。また、帯と帯の間の土間部分にコンクリートが打たれている場合は、その撤去が別に必要になります。見積もりを取る段階では、基礎の形式に加えて、どの深さまで撤去してもらえるのかを確かめておくと、あとからの追加工事を避けやすくなります。

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