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工法・技術

グローブバッグ工法

(ぐろーぶばっぐこうほう)

グローブバッグ工法とは

グローブバッグ工法とは、配管に巻かれた石綿含有保温材などを撤去するとき、対象となる部分だけを専用の袋ですっぽり包み、袋の中で作業を完結させる工法のことです。袋には手を差し込むためのグローブが縫い付けられており、作業員は外から手だけを入れて、袋を開けることなく保温材をはがします。透明な素材なので中の様子を見ながら進められます。部屋全体をシートで囲う隔離養生を組まなくても、局所的に飛散を封じ込められる点が最大の利点で、建物を使いながら配管の一部を直したい場合や、撤去範囲が限られている場合に選ばれます。石綿含有保温材はアスベストのレベル区分では二番目に飛散しやすいレベル2にあたり、石綿障害予防規則では隔離や湿潤化といった措置が求められますが、この工法はその隔離を袋の内側で成立させる方法として位置づけられます。ただし、袋の破れや配管との接続部にすき間があると意味をなさないため、施工前の点検と、石綿作業主任者による指揮が前提です。作業が終わったら袋の口を閉じ、中身ごと廃石綿等として二重に梱包し、特別管理産業廃棄物として処分します。範囲が広い場合は通常の隔離養生のほうが確実で、どちらを採るかは事前調査の結果しだいです。

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