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建材・構造

石綿含有ビニル床タイル

(せきめんがんゆうびにるゆかたいる)

石綿含有ビニル床タイルとは

石綿含有ビニル床タイルとは、ビニル系の床材に石綿を混ぜて成形したタイルで、Pタイルとも呼ばれ、学校や事務所、店舗の床にかつて広く使われました。石綿を含む建材のなかでは繊維が樹脂で固められた成形板にあたるため、そのままの状態では繊維が飛び散りにくく、レベル3に区分されます。飛びにくいとはいえ石綿であることに変わりはなく、割ったり削ったりすれば繊維は空気中に出ます。そのため石綿障害予防規則では、切断や破砕によらず原形を保ったまま剥がし取ることが原則とされ、やむを得ず切る場合には湿らせるなどの飛散を抑える措置が求められます。床を一気に重機で壊すのではなく、内装解体の段階で手作業により剥がしていく流れになります。撤去した床材は一般のがれきとは混ぜず、石綿を含む産業廃棄物として区分して処分します。二〇〇六年に石綿を含む製品の製造や使用が原則として禁止される前に建てられた建物では、床の下地に残っている可能性があります。解体前の事前調査で床材まで見てもらえているかを確認しておくと安心です。

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